機能やスペック、メリット、デメリットの羅列だけを眺めてもいまいちどれを選んでいいかわからないですよね。
この記事では各音楽サブスクの特徴を数値化してランキング形式で発表していきます。
この記事はサブスクの特徴を感確的にわかりやすく解説していきます。
今回の数値の付け方はオリジナルなので、客観的なスペック比較を見たい方はこちらの記事をどうぞ。
音楽サブスクランキング
まずはじめに今回比較した8つの音楽サブスクのランキングを見てみましょう。
__ランキング結果__
1位 20point
Spotify
2位 17point
Apple Music
Amazon Music Unlimited
4位 15point
YouTube Music
5位 14point
Line Music
AWA
7位 11point
楽天ミュージック
RecMusic
ランキングの採点基準
採点基準の5つを以下に記します。
曲数、音質、値段は採点基準からは以下の理由から除外しました。
- 曲数はそこまで変わらない。
(網羅している範囲が大切なので無料版で好きなジャンルが網羅されているか検索してみよう!) - 音質もほぼ変わらない。
(高音質を求めるなら少し高いmora qualitas・Amazon Music HDがオススメです!) - 各サブスクのスタンダードなプランで比較したので値段は1000円前後であまり差はないです。
①配信コンテンツ充実度
以下のコンテンツの有無をポイントにします。
【音声コンテンツ】
ポッドキャスト、ネットラジオ
【ビデオ系コンテンツ】
ミュージックビデオ、ライブ映像、インタビュー
【自動選曲】
類似した曲を自動選曲して次々にかけてくれる機能
【パーソナルプレイリスト】
履歴やお気に入り登録などの情報をもとにユーザーの好みに沿ってプレイリストを作ってくれる機能
②機能充実度
以下の機能の有無をポイントにします。
- プレイリスト共有機能
- アーティストフォロー
- 歌詞同期表示
- 手持ち曲追加
- Wi-Fi接続時の音質自動切り替え
- 不適切なコンテンツ制限
- オフタイマー
- オリジナルイコライザ
- クロスフェード
- 音量ノーマライズ
③外部デバイス網羅性
以下の外部デバイスにどの程度対応しているかをポイントにします。
【スマートテレビ】
Apple TV、Amazon Fire TV、Chromecast
【スマートスピーカー】
Siri、Alexa、Google Assistant、Clova
【スマートウォッチ】
Apple Watch、Wear OS by Google、Garmin、その他
【車載OS】
CarPlay、Android Auto
④操作の簡易性
以下の操作画面の見やすさ、操作のしやすさをポイントにします。
- ホーム
- メニュー
- 再生画面
- ライブラリ
⑤検索機能
以下の事項を基準に検索しやすさをポイントにします。
- 曲やアーティスト名の一部検索できるか
- ローマ字表記をかなカナ検索できるか
- 検索予測がでてくるか
- 基本的な検索機能の他に独自の検索機能があるか
- 検索結果にダブりがあるか
検索結果に同じアーティストが二つ以上出てくるようなダブりがあると使いづらく感じます。
ランキング順 音楽サブスク詳細
それぞれのサブスクに関しての詳細について書いていきます。
1位 Spotify

得点表
配信コンテンツ ★★★☆☆
機能 ★★★★★
外部デバイス ★★★★★
操作の簡易性 ★★☆☆☆
検索性 ★★★★★
合計 20point
加点ポイント
- 機能が充実している。
- 外部デバイスへの対応が素晴らしく、スマートウォッチにはほぼ対応している。
- スポティファイコードという独自の検索機能がある。
- 検索機能が素晴らしく検索が早い。一部検索でもしっかり予測してくれる。
減点ポイント
- 動画系コンテンツがない
- ホーム画面の情報量が多いために少し見づらさがある。
総評
機能性やデバイス対応が素晴らしく、ユーザーに寄り添ったサブスクです。
オリジナルプレイリストの精度も高くストレスなく音楽と付き合えます。
ライフスタイルにフィットしやすいサブスクです。
2位 Apple Music

得点表
配信コンテンツ ★★★★★
機能 ★★★☆☆
外部デバイス ★★★★☆
操作の簡易性 ★☆☆☆☆
検索性 ★★★★☆
合計 17point
加点ポイント
- コンテンツ量がとても多い。
- ラジオやアーティストインタビューなどオリジナルコンテンツがある。
- 対応しているスマートスピーカーが多い。
減点ポイント
- コンテンツ量が多いためにホーム画面が見づらい。
- 基本的な検索機能のみで独自の検索機能はない。
- 機能面で少し不足がある。
タイマーやイコライザはスマホ機能やアプリでカバーしたり、Shazamというアプリと連携して音声検索をしたりできます。
総評
たくさんのコンテンツを楽しめる充実した音楽サブスクです。
他のアプリと連携すると機能が充実するのでiPhoneの方が使いやすいでしょう。
2位 Amazon Music Unlimited

得点表
配信コンテンツ ★★★★☆
機能 ★★★★★
外部デバイス ★★★☆☆
操作の簡易性 ★★☆☆☆
検索性 ★★★☆☆
合計 17point
加点ポイント
- 配信コンテンツが十分ある。
- 機能充実している。
- Amazon商品であるAlexaや各種スマートテレビで利用可能。
減点ポイント
- 検索機能がいまいち。
特に一部検索は精度が低い、カタカナ検索はできますがひらがな検索の精度も低い。 - ホーム画面の情報量が多くて少し見づらさがある。
総評
十分なスペックを備えた音楽サブスクです。
Amazonの他のサービスと併用したり他のメリットもあるので気になる方は詳細をチェックしてください。
オールマイティーなサブスクの一つですね。
>>Amazon Music Unlimitedの詳細はこちら<<
4位 YouTube Music

得点表
配信コンテンツ ★★★★☆
機能 ★★★☆☆
外部デバイス ★★☆☆☆
操作の簡易性 ★★★☆☆
検索性 ★★★☆☆
合計 15point
加点ポイント
- 動画コンテンツの量が多い。
- Google系のデバイスと相性が良い。
- 配信コンテンツが多い割に見やすくまとまっている。
減点ポイント
- 音声コンテンツがない。
- 一部検索は少し精度が低い。
総評
コンテンツ量と操作性のバランスが取れていて、使いやすく楽しめます。
特に動画系のコンテンツに強みがあります。
使いやすさと楽しめるコンテンツ量がうまく噛み合っていて個人的にオススメです。
5位 LINE MUSIC

得点表
配信コンテンツ ★★★☆☆
機能 ★★★★☆
外部デバイス ★☆☆☆☆
操作の簡易性 ★★★☆☆
検索性 ★★★☆☆
合計 14point
加点ポイント
- 配信コンテンツがある程度揃っている。
- 機能面が充実している。
減点ポイント
- 音声系コンテンツがない。
- 検索機能に難あり。
一部検索の精度が低い、検索結果にダブりがある - 外部デバイス対応が少ない
総評
音楽を楽しむ機能は十分揃ってますが、今回の基準で判断すると物足りない結果になりました。
しかしLINE MUSICは他にもLINEとの連携やカラオケ機能など独自の楽しみ方があるので気になる方は詳細を読んでください。
スマホで楽しむには十分なコンテンツ量と機能性です。
5位 AWA

得点表
配信コンテンツ ★☆☆☆☆
機能 ★★★★☆
外部デバイス ★★★★☆
操作の簡易性 ★☆☆☆☆
検索性 ★★★★☆
合計 14point
加点ポイント
- 機能が十分にある。
- 外部デバイスへ網羅性が高い。
- 検索機能が使いやすい。
一部検索しやすい、独自の検索機能である音声検索・写真検索がある。
減点ポイント
- 動画系・音声系コンテンツ・パーソナルプレイリストがない。
- 検索ダブりがある。
- 操作画面にまとまりがなく操作しづらい。
総評
長所と短所の落差が激しいのでコアなファンがつきやすいサブスクです。
アプリをダウンロードして契約前に無料で使ってみることをオススメします。
CyberAgentらしい尖ったサブスクですね、PC利用画面がおしゃれです。
7位 楽天ミュージック

得点表
配信コンテンツ ★★☆☆☆
機能 ★☆☆☆☆
外部デバイス ☆☆☆☆☆
操作の簡易性 ★★★★★
検索性 ★★★☆☆
合計 11point
加点ポイント
- 画面が見やすく、把握しやすい。
- 自動選曲やパーソナルプレイリストがある。
減点ポイント
- 動画系・音声系コンテンツがない。
- 外部デバイスとの連携がない。
- 検索機能いまいち。
ダブりがある、文字確定しないと予測検索が出てこない。
総評
音楽サブスクのプレーン版といった印象。
新しい音楽やアーティストを探すといったユーザー体験はしっかりできます。
これだけシンプルなのにしっかり音楽サブスクらしい楽しみ方ができることには驚きました。
7位 RecMusic

得点表
配信コンテンツ ★☆☆☆☆
機能 ★★☆☆☆
外部デバイス ☆☆☆☆☆
操作の簡易性 ★★★★★
検索性 ★★★☆☆
合計 11point
加点ポイント
- コンテンツ・機能が限られているので非常にシンプルで操作に迷わない
- 一部検索・予測検索の精度が良い
減点ポイント
- 音声系コンテンツ・自動選曲・パーソナルプレイリストがない
- 外部デバイスとの連携がない
- 検索結果にダブりがある
総評
最低限のことができる音楽サブスク。
曲やアーティストを検索して聴くだけの人にはもってこいのサブスクです。
機械が苦手な人にはおすすめで、音楽サブスクのエントリーモデルですね。
まとめ
音楽サブスクにどんな違いがあるか分かりましたか?
今回はランキング形式で発表しましたがサブスクにはそれぞれメリットデメリットがあって、使う目的に合わせて選ぶことが一番良い選び方です。
>>>メリット・デメリットなど特徴の比較を見たい方はこちらの記事を参照
なかなか使い勝手が想像ができない人は実際の操作画面をみてみることもオススメです。
それぞれの特徴を知って、最高の音楽ライフへ一歩踏み出しましょう!