「音楽サブスク」とはどんなサービスか理解できていますか?
実際8つの音楽サブスクを使っている私が音楽サブスクとは何か解説していきます。
この記事では音楽サブスクではどんなことができるのか、実際利用を開始するときどんな基準で音楽サブスクサービスを選べば良いかまでを説明。
この記事を読むことで…
まずサブスクとは何か
サブスクとはサブスクリプション(Subscription)の略語であり直訳すると定期購読という意味。
もともとは雑誌の定期購読から始まったサービスです。
その後サブスクリプションのビジネスモデルは幅広いジャンルで取り入れられています。
結果、一定期間に定額を支払ってサービスを受け続ける契約を結ぶことをサブスクリプションと呼ぶようになりました。
>>サブスクビジネスに関してもっと詳しく知りたい方はこちら<<
つまりこのビジネスモデルを音楽業界に持ち込んだものが音楽サブスクです。詳しくは次の章で…
音楽の定期定額購入とは
音楽業界でサブスクビジネスはどう応用さているのかを解説していきます。
音楽サブスクの仕組み
「毎月定額で音楽を聴くサービスを受けられる」これが音楽サブスクです。
企業が管理している膨大な音楽の倉庫にいつでもアクセスして利用できるといったイメージです。
ですので、みずから音楽を購入して所有することとはまた違います。
音楽購入と音楽サブスクの違い
音楽の購入と音楽サブスクはどう違うのか、この違いを明示しながら音楽サブスクに関して解説していきます。
結論楽曲を所有する権利があるか、楽曲を聴くだけの権利があるかの違いです。
音楽購入
CDや音楽配信サイト(iTunesやmoraなど)から聴きたいものだけを購入します。
私用のためにCDなどに録音することが可能です。
各種音楽プレーヤーに入れて聴くことも簡単にできます。
音楽サブスク
アプリやブラウザを通して音楽サブスクサービスにアクセスすることで音楽を聴きます。
データを所有しないのでCD等への録音はできません。
オフラインでも再生できるようにスマホへのデータダウンロード機能はありますが、2次利用を制限するためのデータ保護がされています。
ブランコを買って庭に設置して遊ぶか、公園のブランコで遊ぶか、みたいなイメージです。
実際は著作権が絡んでくるのでもう少し複雑ですが…
音楽サブスクのメリット・デメリット
音楽サブスクの良い点・悪い点は以下の通りです。
(※1)楽曲購入に比べて安い
数千万曲が月額1000円程度で聴けるので購入に比べてだいぶ安く聴くことができます。
1000円で楽曲購入したら約5曲です。50年かけても3000曲しか購入できません…。
(※2)楽曲以外のコンテンツがある
楽曲以外のコンテンツを配信している音楽サブスクもあります。例えば以下のようなものです。
- ミュージックビデオ
- ライブ映像
- ポッドキャストなどのネットラジオ
(※3)外部デバイスと連携できる
音楽サブスクによっては以下のデバイスと連携して音楽を聴くことができます。
- スマートスピーカー
- スマートウォッチ
- スマートTV
- 車載OS
(※4)新たな曲を知る機会が増える
以下のサービスや機能を通じて曲やアーティストの新たな発見が増えます。
- ランキング
- 新着・トレンド
- ジャンルや雰囲気別プレイリスト
- 好みを判断した曲やアーティストのオススメ
- 再生している曲に類似した曲の自動選曲
(※5)提供している企業によっては付加価値がある
音楽サブスクを提供している企業の強みを生かしたサービスをサブスクに付帯することがあります。
- Amazon Music Unlimited→Amazon Primeとの契約で割引
- YouTube Music→YouTubeの音楽系動画を曲として再生可能
- LINE MUSIC→LINEのプロフィールMV・BGM設定可能
- 楽天ミュージック→ミッションをこなすと楽天ポイント貯まる
主要な音楽サブスク8つの実例
音楽サブスクをおこなっている企業はいくつもあり、それぞれが独自の特徴を活かしたサービスを提供しています。
スタンダードな音楽サブスクには以下のようなものがあります。
企業 | サービス |
---|---|
Apple | Apple Music |
Amazon | Amazon Music Unlimited |
Spotify | Spotify |
YouTube(Google) | YouTube Music |
LINE(Zホールディングス) | LINE MUSIC |
AWA(サイバーエージェント・エイベックス) | AWA |
レコチョク | RecMusic |
楽天 | 楽天ミュージック |
他にも各方面に特化した音楽サブスクとしては以下のようなのがあります。
企業 | サービス | 特徴 |
---|---|---|
Sony Music | Mora qualitas | 高音質 |
Amazon | Amazon Music HD | 高音質 |
KKBOX(KDDI) | KKBOX | K-pop特化 |
ANiUTa | ANiUTa | アニソン特化 |
KDDI | うたパス | キャリア特化 |
NTTドコモ | dミュージック dヒッツ | キャリア特化 |
最適解を出す比較基準
これだけサービスがあるとどれを選ぶべきか迷ってしまいますよね。
そこで最適解を出すための3つの比較基準について解説します。
- 目的で絞る
- スペック、操作画面をみる
- 使って確かめる
①目的で絞る
まずは前章で書いたスタンダード型か特化型かを選びましょう。
特化型の特徴に惹かれるものがなければスタンダード型で問題ないです。
音質に関しても普段使いであればスタンダード型の音楽サブスクで不足はありません。
②スペック、操作画面をみる
スタンダード型の8つで迷ったらそれぞれのスペック、機能、操作画面を比較検討しましょう。
多方面から比較できると契約後に後悔せずにすみます。
③使って確かめる
無料版があるので実際使って使用感を確かめてみましょう。
特に以下のポイントは確かめるべきです。
- 好きなジャンルの網羅性はどうか
- オススメの精度の高さ
- 良いユーザー体験ができるか
好きなジャンルの網羅性はどうか
総曲数ではなく自分が聴くジャンルの曲やアーティストがどれだけ網羅されているかが大切です。
配信されている総曲数が多くてもよく聴くジャンルが少なければ意味がありません。
洋楽に強い、マイナーアーティストに強い、昔の曲に強いなど網羅されている範囲に偏りがあるので実際自分で調べてみましょう。
オススメの精度の高さ
どの音楽サブスクが自分の好みにフィットする提案をしてくれるのか把握しましょう。
音楽サブスクは再生履歴やお気に入り登録、曲への評価機能の情報をもとにアルバムやアーティストなどのコンテンツをおすすめしてくれます。
またほとんどの音楽サブスクには、ユーザーが好きであろう曲を自動選曲してくれる機能もあります。
このオススメの精度が音楽サブスクによって違うのでしっかり吟味してみましょう。
オススメを通じて新たな曲やアーティストを発見できます。
良いユーザー体験ができるか
音楽サブスクのサービス利用を通じて素晴らしい経験ができるかどうかを確かめてください。
体験とは、関連アーティストに飛んだり、類似曲を検索したり、特に目的がないときでも拾い聴き(ブラウジング)できたり、というような行動のことです。
このような経験がストレスなくできると音楽を聴く楽しみが倍増します。
まとめ
音楽サブスクとは何かがわかりましたか?
音楽サブスクとは音楽が聴き放題で私生活にフィットしてくれる素敵なサービスです。
さらに知りたい、使いたいと思った方は下の記事がオススメです。
最高の音楽サブスクで最高の音楽ライフをお送りください!