音楽サブスクの利用を検討するならスペックや機能だけでなく自分に適したサービスかを知る必要があります。
実際8つのサブスクを利用したことのある私が楽天ミュージックについて解説します。
本記事では楽天ミュージックの基本情報・メリット・デメリット・おすすめできる人について書いています。
この記事を読むことで楽天ミュージックがあなたにフィットするサブスクかが判断できます。
楽天ミュージックは使いやすさと程よいコンテンツ量のバランス型サブスクです!
↓実際の操作画面の画像を見たい方はこちら↓
基本情報
基本的な仕様についてです。音質、曲数、料金プラン、無料プラン、配信コンテンツなどを書いていきます。
対応デバイス
楽天ミュージックは以下のどのデバイスからも使用可能です。
- Android ・・・Android 5.0以上
- iPhone、i pod touch・・・iPhone5以降、iOS10.0以上
- Mac・・・iOS11.0以降、M1チップ搭載
※ウェブブラウザ(chrome,safariなど)の利用はできません。
仕様
有料版は以下の通りです。無料版については「料金プラン」の章で説明します。
曲数 | 7500万曲 |
音質 | 最高320kbps(※1) |
仕様 | ・オフライン再生(ダウンロード) ・広告なし ・バックグラウンド再生 |
設定可能な機能 | ・歌詞表示(同期表示不可) ・イコライザー(※2) ・音質設定(※1) |
(※1)音質
Low(64kbps)、Normal(128kbps)、High(320kbps)に設定ができます。
Wi-Fi接続時High(320kbps)に自動切り替え設定も可能です。
(※2)イコライザ
約10のテンプレートのほかカスタム設定もできます。
60Hz、230Hz、910Hz、3.6kHz、14kHzの周波数帯で調整が可能です。
決済
決済方法は楽天ペイ、appleID決済どちらかのみです。
どちらかでアカウント作成して契約する必要があります。
また、楽天ペイ決済の方は楽天ポイントでの支払いが可能です。
iPhoneで楽天ペイを利用したい方はRakuten Musicのホームページにある「初回30日間無料お試し」から加入のお申込みをすると楽天payが可能になります。
iPhoneのiOS端末で申込みをするとAppleID決済になりますよ!
料金プラン
楽天ミュージックの料金プランは以下の通りです。ひとつずつ詳しく解説していきます。
- スタンダードプラン
- ライトプラン
- 未加入
プラン | 楽天pay | appleID決済 |
---|---|---|
スタンダード | 980 | 1080 |
ライト | 500 | × |
未加入 | 0 | 0 |
スタンダードプラン
全ての音源を機能に制限をかけることなく使えます。
ライトプラン
以下の制限がつきます。
- 月20時間まで利用可能
- 一部再生できない音源あり
- オフラインモード利用不可
20時間を超えた場合、再生できない音源の場合、30秒の視聴は可能です。
未加入
未加入状態でアプリを利用した時は以下の制限がつきます。
- レコメンド機能なし
- ニュース機能なし
- クーポンの取得不可
- キャッシュされた音源の再生不可
- プレイリスト作成不可
- 楽曲30秒のみ視聴可能
コンテンツ
- 楽曲
- アルバム
- プレイリスト
- ラジオ
楽曲
楽曲一曲単位です。
アルバム
アルバム、シングル、EPはまとめてこの単位で提供されます。
プレイリスト
テーマ(ジャンル、年代、雰囲気、アーティスト、ランキング等)に沿った曲を集めたファイルです。
プレイリストは自作することも可能です。
ラジオ
楽天ミュージックが自動選曲・再生してくれる機能です。
【アーティストラジオ】
指定したアーティストからランダムに曲をかけます。
【ソングラジオ】
指定した曲と類似した曲をかけます。
機能
楽天ミュージックは大きく分けて以下の4つのページから構成されています。
- 新着
- おすすめ
- マイページ
- 検索
【新着】
トップページです。以下のものが見れます。
- ピックアップ・・・新しく配信されたコンテンツ紹介
- ランキング・・・曲やプレイリストのランキング
- 最新・・・配信されたばかりの楽曲
- 注目・・・話題のコンテンツ
ジャンルごとの表示も可能です。
【おすすめ】
以下のものが並びます。
- 最近再生したアイテム・・・再生履歴
- トレンド・・・新着、急上昇プレイリスト
- この時間帯のおすすめ・・・時間帯にそったプレイリスト
- あなたにおすすめ・・・パーソナライズされたおすすめコンテンツ
- テーマ・・・ジャンルやシーンに合わせたプレイリスト、ラジオ
【パーソナライズとは】
再生履歴、マイページ登録した楽曲、お気に入りアーティストなどをもとに、あなたが好きであろうコンテンツを集めてくれます。
例えば「あなたにオススメしたいアーティスト」などの名前でプレイリストを作ってくれます。
パーソナライズしてくれる機能こそ音楽サブスクの醍醐味ですあり、新しい音楽と出会わせてくれます。
【マイページ】
楽曲管理画面です。以下のカテゴリごとに整理できます。
- 曲別
- アルバム別
- アーティスト別
- プレイリスト
- オフライン設定済み
- ラジオ
- お気に入りアーティスト
- 最近再生した曲
プレイリストは自作して管理しましょう。
【検索】
3つの検索方法があります。
①キーワード検索
キーワードを入力すると以下のカテゴリから検索してくれます。
アーティスト・楽曲・アルバム・プレイリスト・CD・DVD・ブルーレイ
CD・DVD・ブルーレイは楽天ブックスに飛んで購入することができます。
英語表記をひらがなでの検索、一部検索が可能です。
②履歴
検索履歴が5件表示されます。
③注目ワード
今話題になっているワードが提案されます。
迷ったら注目ワードを参考にしてみましょう。
メリット
①操作画面がまとまっていて見やすい
コンテンツ量が多過ぎず少な過ぎずなので操作が覚えやすいです。
どこに何の機能があるのか迷うことがほぼありません。
音楽サブスク初心者でも楽しく使いこなせる設計です。
②楽天ポイントで支払いができる
ウェブサイトもしくは楽天ペイから申し込みができます。
使用ポイントの上限設定もできるのでとても便利です。
appleID決済の方は利用できないので注意してください。
③聴くだけで楽天ポイントが貯まる
ミッションを達成するとポイントがもらえる機能があります。
例えば・・・
- 1日10曲以上聴くと5ポイント
- マイページ登録すると5ポイント
- 一週間で3日連続7曲以上聴くと10ポイント
気づいたら達成しているなんてこともしばしば、
④CD・DVD・ブルーレイのクーポンがもらえる。
検索結果に楽天ブックスの商品も表示されるので、商品チェックが即座にできます。
同時にクーポンが発行されるのでとてもお得に購入できます。
クーポンは楽天ミュージック会員特典です。
⑤イコライザで臨場感アップできる
イコライザでサラウンド調整ができます。
サラウンドレベルを上げると音楽が広がって響いているような感覚になります。
例えて言うならホールやライブハウスのような聴こえ感です。
現場の臨場感が味わえます。
サラウンドの他に低音を強調することもできます。
デメリット
①パソコンで利用できない
M1搭載の最新Macならできるようですが、その他のパソコンでは利用できません。
スマホで利用予定の方でしたら問題はないですね
②支払い方法が限られている
楽天ペイ決済を利用する場合はアカウント登録することが必要です。
楽天ペイはカード払い・楽天銀行引き落とし・各種チャージによるお支払いが利用できます。
楽天ペイ登録に一手間かかります。
③ラジオ非対応の曲が多い
この曲の類似曲が聴きたいって時に「このラジオは現在利用できません」と表示されることがあります。
ちょっとマイナーな曲になると利用できなくなります。
こんな人にオススメ
①楽天ユーザー
特に以下のメリットがあります。
- 楽天ペイの登録がラク
- ポイントが貯まる
- 楽天ブックスへの連携が簡単
- 決済を把握しやすい
特に楽天経済圏の方にはオススメできます。
②煩雑な操作は苦手だけど音楽サブスクを楽しみたい人
最低限な機能を備えつつ、新たな音楽との出会いも提供してくれる音楽サブスクです。
機械操作が苦手な方でも操作しやすいです。
③CD・DVD・ブルーレイをよく購入する人
初回限定版CD・ライブDVDなど音楽サブスクにはない商品を紹介してくれます。
グッズ収集が趣味の方には必見です。
音楽ジャケットが好きで集めてしまいます。
無料で使う
オススメの使い方の手順はこちらです。
- 楽天ミュージック未加入でアプリを試して操作に慣れる
- 楽天ミュージックスタンダードプランの無料体験(1ヶ月)
- 無料体験中の利用時間でプランを選ぶ
- 使用感がいまいちならば解約
自分にとって最高の音楽サブスクを選択したいなら、まずは使ってみることが大切です。
操作性、おすすめの精度、コンテンツの魅力など実際使ってみて自分の感覚で感じください。
私はこの手順で使ってみて、慣れることでサービスの良し悪しをしっかり判断できました。
もちろん解約はいつでもできるので安心して試してみてください。